Fusion360 ~スカルプトで作業する前に~
【追記】先日行われていた下記のオンラインセミナーの資料の中に本記事よりも詳しく分かりやすく説明している内容があったのでご紹介いたします。みなさんも気軽にCADに触れてみて下さい。
先日行われたオンラインセミナー「エヴァ塾」の資料を公開いたします!
— Fusion 360 エヴァンジェリスト (@F360Eva_FujimuY) 2017年6月5日
よく見えなかったという方はぜひこちらをご覧ください!
(しゃべること前提の資料なので、これだけでは少しわかりづらいかもですが・・)https://t.co/9fsQcRrZ5g pic.twitter.com/AxNQguas8k
ーーーーーーーーー キリトリセン ーーーーーーーーー
こんにちは「たこ壺」です。
この記事では「Fusion360」でスカルプト環境で作業をする際に知っておいた方が良かった事をまとめます。
1.表示モードのショートカットキー
AUTODESK FUSION360 ヘルプ に記載されているショートカットキー「Alt+1~3」でスカルプト作業スペースのモードを切り替えることができます。複数のモードを行き来することで、モデルの微妙な調整が可能となります。普段ソリッド環境でモデリングされている方はスカルプトに慣れるために、基本をスムーズモードとして、微調整を直方体モードで作業すると捗ると思います。
「Alt+1」直方体モード
「Alt+2」コントロールフレームモード
「Alt+3」スムーズモード
2.ゴーストボディを消す方法
スカルプト環境で作業しているとたまに茶色のボディ?ができて作業しづらかったのですが、いそぷろさんの記事を読んで解決しました。どうやらゴースト化された結果のボディが表示されていたようです。ありがとうございます。
3.シェーディング表示を切り替える方法
スカルプトに慣れてくるとモデル全体の表情を把握するために、稜線を強調しない表示で確認したい時があります。しかし、稜線を強調しない表示にするには、表示設定を毎回マウスで操作する必要がありました。これは下の記事からアドインを入れることで解決できました。本当にありがとうございます。
*少しテキストエディタでコードを変更する必要があります。
4.スターポイントとティーポイント
最も戸惑ったのは「スターポイント」「ティーポイント」です。
スカルプトで作業しているとエラーが出ることがあります。そのエラー箇所を特定するのに必要な知識でした。四角形の要素のみで構成されるモデルが良いのですが、曲面や凸凹を表現しようとすると「スターポイント」や「ティーポイント」になる場所ができます。こういったスカルプト独特の要素と上手く付き合えることが肝だと感じました。
ちなみに私は下の動画で少し勉強しました。他にも「Fusion360」だけでなく「Alias Speed Form」や「Maya」の動画を見てもスカルプトのモデリング経験がない方には勉強になるかと思います。新しいソフトを使うと従来使用していたツールの再発見にもなるので良いですね。
何か皆さまのご参考になる内容があれば幸いです。
今日はここまで!みなさま良い1日をお過ごし下さい。